「なぜ生産部門ではラインごとに部品生産数のばらつきが大きいのか?」と質問を受けた工場長。BIを使った生産データ分析へ挑んだが予想外の展開が……。
ある中堅製造業社の生産部門のベテランである工場長は、毎月開催されている経営会議の席上、役員から「なぜ生産部門ではラインごとに部品生産数のばらつきが大きいのか?」と質問を受けた。全体の部品生産数は常に目標値を達成していたため、工場長は特に問題意識を持っておらず、工場長の頭の中には幾つもの「?」マークが浮かんでいた。
生産性の低いラインを改善すれば、もっと全体の生産数を増やせるとは、経営陣の意図するところだが、工場長には、どのラインのどこに問題があるのか、見当もつかない……。
途方に暮れていると、会議終了後に、同席していたシステム課の課長が「最近導入したBI(ビジネスインテリジェンス)ツールで、予実分析を行ってはいかがですか」と声を掛けてくれた。意を決した工場長は、課題の発見に向け、BIツールを利用してデータ分析を行ってみることにしたが、果たしてうまくいくのだろうか……。
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