BIのオーバースペックが招く弊害、利用するのはIT部門に限られる?Excelをドラッグ&ドロップで分析

データを活用して意思決定を行う企業が増えているが、オーバースペックなBIを導入すると業務部門が「かやのそと」になりかねない。全社活用できるBIとは?

2018年02月06日 10時00分 公開
[ITmedia]

 あるデータ分析セミナーで、隣の席に座ったことから、A社とB社のIT担当者は、BI(ビジネスインテリジェンス)の活用について情報交換することにした。

 A社の担当者が「最初はIT部門だけで使っていたBIが、今では業務部門や営業部門にまで利用範囲を広げている」と言えば、驚いたB社の担当者は「ウチでは、データサイエンティストしかBIを使っていない。現場でも使いたいという要望はよくあるけど、アナリティクスの機能が多くて、とても使いこなせない」と言う。

 データを分析、活用して経営の意思決定を行うことは、今やどの企業でも必然のことだが、B社の場合、オーバースペックなBIを導入してしまったがために、企業内の9割以上を占める業務部門やユーザー部門は、意思決定の「かやのそと」になっているのだが……。


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