中堅・中小企業の窮状を打破するHCIの「潜在力」とは?課題の可視化がもたらすメリットと活用

ハイパーコンバージドインフラ(HCI)は、中堅・中小企業における業務上の課題や人材不足をどのように解決できるのだろうか?

2018年03月07日 10時00分 公開
[ITmedia]

 仮想化技術によってITリソースの柔軟性や拡張性を確保するハイパーコンバージドインフラ(HCI)。従来は個別に調達、設定が必要だったサーバ、ストレージ、ネットワークと各種ソフトウェアを、検証済みのパッケージとして一体化したHCIにはさまざまなメリットがある。運用管理負荷を劇的に下げることができ、スモールスタートも可能、サーバの設置スペースの節約にもなるといった点が支持を集め、あらゆる業界での活用が進んでいる。

 一方で「初期投資が高額」「ITスタッフ不足」などを理由に利用に踏み切れない中堅・中小企業も少なくない。だがHCIは、それらの問題を根本的に解決し、課題を可視化して“攻め”のIT施策にも寄与することをご存じだろうか。

 HCIは中堅・中小企業の抱えるIT課題をどう解決するのか。本稿では、これまで語られることがなかったHCIの知られざる魅力に迫りたい。


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