デバイスの多様化やアジャイル開発の普及が、アプリケーションテストを困難にしている。それはどういうことなのか。解決策はあるのか。
OSやWebブラウザ、仕様の異なる多様なデバイスで、アプリケーションを問題なく稼働させるには、開発段階でのテストが必須となる。これだけの環境を準備するにはコストがかかり、テスト環境を構築するだけでも煩雑だ。だからといって人気の機種やOSに絞ってテストすると、エンドユーザーが別の機種に変更またはOSバージョンを更新した途端、アプリが正常に動作しなくなるという事態を頻繁に招きかねない。
アプリのテストにおける、もう1つの問題がスピードだ。競争の激しいアプリ市場においては、アジャイル開発による短期間リリースが当たり前となりつつある。だがテストがそのスピードに追従できているかどうかは別問題だ。開発期間を短縮できたとしても、テストは品質維持の観点から「何かを省く」という判断が難しい。わずかな変更であっても、特定の機種やWebブラウザ、アプリ全体に影響が及ぶかどうかは、テストしないと分からないからだ。
モバイルアプリやWebアプリの開発者にとって頭の痛い、これらの問題に対処するにはどうすべきか。幸いなことに、こうした問題をまとめて解決できる手段が、国内で入手可能になろうとしている。その具体像に迫る。
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