「守成からの反攻」既存企業の反撃 新興IT企業に対抗するビジネスの勝機とは「IBMグローバル経営層スタディ2018」レポート

AppleやGoogleのようなデジタルジャイアントが圧倒的成長を遂げる中、業界のリーダー企業が反撃に転じている。デジタル時代における既存企業の戦い方を考える。

2018年04月05日 10時00分 公開
[ITmedia]

 企業のビジネスを取り巻く状況は大きな変化にさらされている。グローバルに巨大なプラットフォームを展開する「デジタルジャイアント」の存在、次々に現れるスタートアップ企業などが、既存企業のビジネスを脅しているという論調が増えた。

 しかし、ここへ来て風向きが変わってきた。最先端のデジタルテクノロジー活用に積極的に取り組み、そこに事業を通じて蓄積してきたデータを活用することで、既存企業が反撃に転じている。また「IoT(モノのインターネット)」によって、デジタルな世界と物理的な世界との融合が進み、そこに新たな価値が生まれている。それが既存企業にとっての機会となっている。

 これまで劣勢かと思われた既存企業はどう反撃するのか、これからの時代における企業の戦い方とは――。2018年3月7日に開催された有料セミナー「CIO Forum 2018」の基調講演をレポートする。


提供:日本アイ・ビー・エム株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部