日本取引所グループはXTECH時代のITシステムをどう見ているか金融業界に広まるDevOps

欧米や新興国が主導するFinTech市場。国内証券取引所でも金融システム安定化を図りながら新技術研究に余念がない。開発部門の担当者に今後のITシステムの展望を取材した。

2018年04月27日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ブロックチェーンやAI(人工知能)など、先進的な技術によって大きく様変わりしようとしている金融の世界。海外勢が先行するFinTechの潮流に遅れまいと、日本の金融業界も今急速な勢いで新たな取り組みを進めている。その中心的なプレイヤーの1つが、東京証券取引所を傘下に持つ日本取引所グループだ。

 同社は金融庁などの監督の下、国際的な金融システム安定化の一翼を担うと同時に、ブロックチェーンの技術検証結果を広く公表するなど、国際的なプレゼンス向上のための技術探求にも積極的だ。

 本稿では、公平と健全性を保ち信頼性を維持するミッションを抱えながら、動きの速い国際金融市場でのFinTechの動きをキャッチアップし続ける、前線のITシステム管理者に、現在の取り組みと今後の展望を取材した。


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