過酷な現場でも安心して使える、製造業に最適なワークステーションの条件とは?3D CAD/CAEからVR、そして深層学習まで

製造業の現場に最適なワークステーションとは何か? パフォーマンスや構成の自由度、拡張性の高さはもちろんだが、故障率が低く、保守が容易で、長時間使用しても快適性が損なわれないことが何よりも重要だ。

2018年05月01日 10時00分 公開
[ITmedia]

 近年、製造業の現場では、3D CADによる大規模アセンブリ設計やCAEによるシミュレーションだけでなく、フォト・リアリスティックなレンダリングやVR(仮想現実)を活用したデザインレビュー、ディープラーニングを用いた外観検査など、より高度なコンピューティングパワーが要求されるシーンが増えつつある。

 そのため、パフォーマンスや構成の自由度、拡張性は当然ながら、故障率が低く、保守が容易で、長時間使用しても快適性が損なわれない、製造業に適したワークステーションが求められている。また、前述のような利用シーンでは、マシンにこれまで以上の高負荷が掛かることから熱の問題も見逃せない。万一、熱による故障が原因でダウンタイムの発生を招いては、膨大な損失にもつながりかねないからだ。

 そうならないためにも、信頼性の高いワークステーション選びが重要となってくる。もし、既存のワークステーション環境に限界を感じていたり、間もなくリプレースの時期を迎えようとしていたりするのであれば、本稿を参考に「業務効率を最大限に高めてくれる、信頼できるワークステーションとは何か」を見つめ直すチャンスかもしれない。

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