残すところ2年を切った「Windows 7」の延長サポートだが、「Windows 10」移行によるセキュリティ強化を図る絶好の機会でもある。その際に徹底すべきポイントとは何か?
企業にとって、セキュリティは業績を左右しかねない重要なものとなった。セキュリティに関する直近の課題として、「Windows 7」から「Windows 10」へのOS移行がユーザー企業や組織に強く求められている。その理由は、2020年1月にWindows 7の延長サポートが終了し、更新プログラムの配布が終了するためだ。
ただ移行するだけでは不十分だ。脅威の対象は多様化しており、従来の人手頼りの対策では限界がある。Windows 10であれば、従来人手に頼っていた対策も、新機能として実装済みである。例えばPC内の情報や脅威からの保護機能、侵入検知機能、セキュリティパッチなどの更新プログラムを素早く配布する仕組み(MicrosoftはWaaS<Windows as a Service>と呼ぶ)が実装されており、管理工数の削減が期待できる。
本稿では、Windows 10移行に役立つ仕組みとさらなるセキュリティ強化のための秘策ともいえる「OSや端末レベルでの対策」を紹介する。
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