データで動く組織の作り方、その第一歩は全社で使えるツール選定が肝に全従業員に分析の力を

効率的な意思決定には欠かせないBIツール。だが組織にデータドリブンの文化が根付いていなければ定着は難しい。誰もがツールを使いこなし、スマートに意思決定をするには。

2018年05月23日 10時00分 公開
[ITmedia]

 データ分析の重要性は今や多くの企業で認知されている。しかし、データドリブンの意思決定を根付かせるには、組織や企業文化の変革が不可欠だ。これは並大抵のことではない。

 従業員全員がデータ分析に基づいて行動するためには、まず環境から整える必要がある。アプローチとして有効なのが、皆が同じデータを見て議論できるようなツールを全社レベルで導入することだ。

 もっともIT部門のお仕着せで導入されたBIツールは、往々にして塩漬けへの道をたどりがちだ。その原因はツールの難しさにある。あらゆる部門の分析ニーズに応えようと機能重視で選択した結果、高度な分析はできるものの誰も使いこなせないものになってしまう。

 データ分析の恩恵を誰もが受けられるようにするには、従業員全員が使うことを前提とした分かりやすいツールが必要だ。具体的には何を選ぶのが正解なのか。以下のページで解説しよう。


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