ランサムウェア対策として今、バックアップが脚光を浴びている。特に注目したいのは、ランサムウェアを検知、遮断する機能を持つクラウドバックアップだ。
ディザスタリカバリー(DR)や事業継続という目的において、バックアップはなくてはならない施策だ。2016年ごろから、猛威を振るうランサムウェアへの対策として、バックアップを重要視する企業が増加した。
サイバー攻撃を受けてから慌てて対応するのではなく、事前に「事後」の迅速な体制を整え、バックアップデータから一刻も早い復旧を行うことで、ビジネスのダウンタイムが最小限に抑えられる。しかしランサムウェアも巧妙化し、バックアップデータを狙って暗号化するものが現れた。単にバックアップをするだけでは、もはや十分なランサムウェア対策とはいえないのだ。
本稿では、バックアップ体制の見直す上で、1つの解決策となる「クラウドバックアップ」を解説する。ランサムウェアにバックアップデータを暗号化させない機能を持つ次世代バックアップの実力とは?
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