ただの「顧客リスト化」している名刺データ、成功する企業はこれをどう使う?営業工数削減、機会損失防止の成功例に学ぶ

名刺管理サービスを導入したはいいが、データ管理で課題を抱える企業は多い。手に入れた名刺情報をいかに活用するかが、営業効率を向上するための重要な分岐点となる。

2018年06月25日 10時00分 公開
[TechTarget]

 企業活動において、顧客や取引先の情報を適切に管理し、活用することは非常に重要だ。特に顧客情報の基礎となる「名刺」は、企業にとって貴重な情報資産の一つである。

 だが、多くの企業で、名刺は個人で管理しているのが現状だ。名刺をデスクの引き出しにしまったまま、まともに活用できていない社員もまだ多いのではないだろうか。貴重な情報資産が「引き出しの肥やし」となっていることで知らず知らずのうちに営業機会を失い、それが企業にとっての大きな痛手となる可能性もある。

 最近では、クラウド型名刺管理アプリを活用するビジネスパーソンも増えたようだが、あくまで個人で利用しているにすぎず、組織的な顧客情報の管理、活用という面では疑問が残る。

 本稿では「企業としての名刺管理」という視点に立ち、課題やメリットだけでなく、実際に、営業工数の削減や営業機会の損失防止に成功した企業が実践する情報活用法を紹介する。

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