2020年に向けたIT変革、クラウド移行とデジタル変革に取り組むヒント脱オンプレ、DX、クラウドネイティブ

クラウド導入を検討する中堅・中小企業が知っておきたいオンプレミスからの移行方法、オープンクラウドの活用、クラウドネイティブ戦略について最新情報をお伝えする。

2018年07月23日 10時00分 公開
[ITmedia]

 クラウドコンピューティングは今や、企業ITを語る上で決して欠かすことができないテクノロジーになった。「クラウドファースト」という言葉が示すように、クラウドはもはや「先進的な一部の企業のためのテクノロジー」ではなく、ごく一般的な企業がITインフラを構築・運用する上で、当たり前の選択肢となりつつある。

 ただし、クラウドの普及に「温度差」があることも事実だ。大企業が自社システムのクラウド移行を積極的に進める一方で、多くの中堅・中小企業は現在も昔ながらのオンプレミスシステムを中心に自社システムを構築・運用している。クラウドが持つコストメリットやスピード感は本来、中堅・中小企業にとってメリットが多いものであるにもかかわらず、こうした格差が生じるのは一体なぜなのだろうか。

 その理由はさまざまだが、一因に「情報不足」が挙げられる。クラウド技術について情報を得る機会や、周囲にクラウドを実際に使いこなしている事例が少ないために、どうしてもクラウドへの移行に慎重になってしまう傾向がある。

 中堅・中小企業は、クラウド移行という課題にどのように取り組むべきだろうか。2018年5月に福岡県福岡市で開催されたインテル主催セミナー「2020年に向けたITインフラ・シフト in 福岡―最新のトレンドから、実際の導入までが分かる1日―」の内容を基に解説する。普段はクラウドサービス市場でしのぎを削る3社による、異なる観点からのポイントを参考にしてほしい。


提供:インテル株式会社
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