せっかく導入したBIから多くのユーザーが脱落し、Microsoft Excelにデータを取り込むためのツールとしてしか利用されない。そんな失敗に陥らないための秘訣(ひけつ)は?
BI(ビジネスインテリジェンス)を導入すると、見た目の派手なダッシュボードの物珍しさになどに引かれ、多くの社員が「自分も使ってみたい」と興味を持ち、実際に使い始める。
もっとも、そうした盛り上がりも最初のうちだけで、すぐに温度差が現れる。マーケティングや経営企画など、もともとデータ分析に対する一定以上のリテラシーを有する社員が集まった部門では、それなりに活用が進むが、他の業務部門ではデータをうまく読み取れない社員がどんどん離脱してしまうのである。
そうこうしているうちに、BIは現場の業務ニーズに対応できないツール、エンドユーザーの身の丈に合わないツールとして、見向きもされなくなる。ふと気付けば、単に「Microsoft Excel」にデータを取り込むためのツールとなっているケースも少なくない。一体どうすればいいのか。次ページで探る。
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