楽天カードは基幹システムの全面刷新を機にDevOpsツールを導入し、テストとリリースを自動化しアプリケーションの生産性と品質の劇的な向上を果たした。その革新に迫る。
楽天グループにおいて、FinTech(金融とITの融合)事業の中核を担っているのがクレジットカード事業を手掛ける「楽天カード」だ。同社の2017年度カードショッピング取扱高は6兆1000億円に達し、前年同期比で7四半期連続20%を超える伸びを記録。クレジットカード会員数でも2018年1月末時点で1500万人を突破するなど急成長している。
楽天カードは、こうした早いスピードで成長するビジネスを支えるために、DevOpsの取り組みを積極的に進めている。2017年秋にはDevOps選任チームを組織。そして、クレジットカード業務の基幹システムを全面刷新するプロジェクトを機に、DevOpsツールを導入した。本稿では、楽天カードによるDevOpsツール導入の取り組みとその“劇的な効果”を明らかにする。
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