国内で商売をするにしても、人口減少で国内市場だけでは立ちゆかない。海外に目を向ければ数億人の市場がある。とはいえ、市場は強敵だらけだ。
もはや事業展開で国境を市場の境界として考えるのはナンセンス、国際間ルールをうまく泳ぎ切る力が必要だ――こう提言するのは、元経済産業省官僚で慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科の岸 博幸教授だ。
この企業変革は、さまざまなしがらみがある大企業よりも、現場力があり機敏に動ける中堅・中小企業にこそチャンスと勝算があるという。その真意を岸先生に聞いた。
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