担当ごとにシステムが違う「ITのサイロ化」も発生 テレワークの新たな課題とは複雑な社内システムがテレワークを複雑に

テレワーク実現のための製品やサービスを導入したのに、運用負荷増加や利便性の低下など新たな課題を持つ企業は少なくない。解決策はあるのか?

2018年11月06日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 「働き方改革」は、多くの企業にとって対策が急務である重要な施策の一つだ。従業員が働きやすく、生産性を向上させることができる労働環境の整備や維持は、全ての経営者が解決すべき課題となった。

 中でも場所や時間に縛られずに業務を遂行できる柔軟な働き方のニーズは高い。在宅勤務ができれば、子育てや介護をしながらでも業務と生活を両立させやすい。社外からシステムにアクセスできれば、営業担当者は日報を書くためだけに帰社する必要もなくなる。

 テレワークの実現にはITの活用が欠かせない。しかしコストが高い、セキュリティの確保が困難といった理由で、なかなか導入に踏み切れないケースが少なくないようだ。導入後もITインフラの整備や運用の負荷が高かったり、業務ごとに異なる製品やサービスを導入したため、使うシステムが社内で統一されていなかったりするという課題もある。

 社内に有識者がいたり専用の運用チームがあったりすれば、この問題も解決できる可能性がある。だが全ての企業がその環境を整えられるわけではない。では、これらの課題を解決するためにはどうすればいいのだろうか。


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