データバックアップやディザスタリカバリー(DR)は、なぜこんなにも悩ましいのか。この、いまだに解決が困難な課題に対して、新しい解決策が登場した。どこが画期的なのか、じっくりと解説する。
日本全国津々浦々で、今日も組織のIT運用担当者が、「データバックアップやディザスタリカバリー(DR)は、なぜこんなにも悩ましいものなのか」と思っていることだろう。あるいはあまりにも悩ましくて、考えないようにしている人も少なくないはずだ。
データバックアップは企業にとっては万が一に備えた「保険」でしかないのに、社内の至るところでさまざまなコストがかかっている。手順は複雑なままで、担当者、あるいは押し付けられた人が面倒な作業を日常的に強いられている。データ保護は組織の存続に関わる問題なのに、組織的な対策を講じにくい。しかも「万が一」が実際に発生した場合に、適切な復旧ができるかどうか不安を感じている人も少なくない。
システム/アプリケーション単位で、ばらばらな手段を使い、ばらばらなポリシーでバックアップを取る――こうした状況を望ましいと思う人はいないだろう。しかし現実には、こうした状態が後回しにされがちだった。
データバックアップ関連では、これまで多様な製品が登場してきたが、前述のような状況の根本的な解決策となりそうなものはなかなか登場しなかった。誰もが悩んでいるが、誰もが諦めている――こうした状況を変える救世主がとうとう現れたと言ったら、信じられるだろうか。
少なくとも、この製品のユーザー約200組織は、信じている。「目からうろこ」のアプローチによる根本的な解決策を次項で詳しく説明しよう。
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