社員のデータ分析スキルで差がつくこれだけの理由やらない理由もできない理由も、ない

ビジネスのあらゆる局面でITツールを使う昨今、データ分析が必要ない業務というのは、実はほとんどない。社員のデータ活用のスキルで差がつく理由を、事例とともに考察する。

2018年12月04日 10時00分 公開
[ITmedia]

 全社的な取り組みとしてデータ活用を推進する企業が増えつつある。だが一方では「『データドリブン』は得意な者が考えればいい」とゆったり構える企業もいまだに存在する。

 これは大きな誤解だ。営業はもちろん、会計管理や生産ライン管理など、数字の積み上げがある部門には、数字を振り返り改善策を考えるというPDCAサイクルが必ず求められる。例えば情報システム部門ならば「自社でクラウドサービスをどれだけ使っているか」といった数字を可視化して何らかの打ち手を考案するような業務は珍しくない。データ分析が必要ないように見える部署であっても、データを共有して閲覧したり、必要に応じてデータを検索したりする機会は必ずあるものだ。

 本稿では、データ分析を全社的に活用できている企業はどういう成果を出しているのかという事例を踏まえつつ、データ分析を後回しにする企業がビジネスでどれほど不利になるのかを考察する。


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