BCP対策の理想と現実――8割以上の企業がギャップを感じる“あの機能”バックアップの最新事情

BCPに取り組む企業は多いが、思うような対策が実現できていないケースもある。自然災害などの有事でもビジネスの根幹を担うデータを確実に保護し、事業を継続させるためには何が必要か。

2018年12月26日 10時00分 公開
[ITmedia]

 大規模な自然災害などの経験から、BCP対策に取り組む企業が増えた。「緊急事態が発生した際、スムーズに復旧し、最小限のダウンタイムで事業を継続できること」は企業が当たり前に取り組むべき課題だ。

 しかし、この「当たり前」が実現できているケースは少ない。多くの企業はシステムのアベイラビリティ(可用性)向上を目指すが、ある調査によれば8割以上の企業が「期待するサービス品質に対して、現状のシステムが持つ復元機能は不十分」と回答する。万が一の事態が発生しても、思ったようにシステムやデータを復元できない可能性が高いのだ。なぜ、ギャップが生じるのか。原因を明らかにするとともに解決策を探る。

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