従来のような手間の掛かる作業を行わずに、効率的にデータをバックアップできる手法が登場している。単なるバックアップにとどまらず、データを有効的に利活用できる仕組みも魅力だ。ベンダーの最新製品、サービスを紹介する。
IoT(モノのインターネット)やビッグデータ活用の本格化に伴い、企業が保有するストレージ容量は右肩上がりに増加を続けている。さらに法規制による長期保存が必要なデータの増大、事業継続のためのデータ保護、災害対策の強化などが背景にあり、バックアップの重要性が高まっている。
こうした中、膨大なバックアップデータをどうやって保存するのかが企業の大きな課題となっている。従来のストレージ環境にそのまま保存し続ければ、基幹業務で利用するデータが圧迫され、ビジネスに影響を及ぼす可能性がある。ストレージ容量を拡張すれば多大なコストがかかる。
こうした課題を解決するために、今注目を集めているのが、セカンダリーストレージを活用した次世代バックアップの手法だ。各ベンダーが提供する製品には、どんな機能やメリットがあるのか。ベンダーの製品やサービスを比較しつつ、次世代バックアップの最新動向を探っていこう。
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