IT部門の負担と責任はさらに増大、マルチクラウド時代の困難から逃れるには?IT部門が頭を抱えるこれからの課題

デジタルトランスフォーメーションを成功に導く鍵はクラウドの利活用にある。だが企業は既存のITシステムも維持する必要がある。今後主流になるマルチクラウドやハイブリッドクラウド環境で、クラウドの真価を発揮させる方法はあるのか。

2019年01月24日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 事業の競争力を高めるためデジタルトランスフォーメーションに取り組む企業が増えてきた。複数のクラウドサービスを利用する「マルチクラウド」や、プライベートクラウドとパブリッククラウドを連携させ、統合的に運用管理しながら適材適所に使い分ける「ハイブリッドクラウド」に移行する流れはますます加速するだろう。

 しかしクラウド利活用が拡大するトレンドは把握しつつも、「具体的に何から手を付けるべきなのか、運用面では何を考慮すべきなのかが分からない」と悩む担当者は少なくないだろう。クラウドサービスの利用を広げつつ、既存のオンプレミスシステムも維持しなければならないのだ。

 クラウドを活用した「攻めのIT」を追求し、さらに効率性を高めていくには、いかに既存のシステムも含めたIT基盤全体を見直すべきか、ネットワーク、セキュリティ、運用では何に注意すべきかなど、あらゆる点を考慮する必要がある。

 とはいえIT部門の負担が増す中で、そうした全ての要素にリソースを割くのは困難なのが実情だ。最適なマルチクラウドやハイブリッドクラウド環境を、既存のリソースを生かして実現するにはどうすればいいのだろうか、そのヒントをここで紹介する。


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