ビジネスの要に使えて管理の手間も減らすIT基盤の選び方アップデートの省力化も

今やHCIは、企業システムの標準的な手段としての地位を確立しつつある。一方で「どの製品も同じだ」と捉える人も少なくない。だがそれは誤りだ。HCI導入を考える企業が知るべき選定ポイントを紹介する。

2019年02月19日 10時00分 公開
[ITmedia]

 今やHCI(ハイパーコンバージドインフラ)は、企業システムの標準的な手段としての地位を確立しつつある。“HCIファースト”で構築を検討する組織も少なくない。

 HCIは、コモディティ化されたサーバマシンと内蔵ストレージを活用し、それらを仮想化ソフトウェアで制御することによって運用しやすいシステムをリーズナブルに導入できる手段だと捉えられている。しかしそうした認識から、“ハードウェアは何でもよい”という誤解が生まれているようだ。

 確かにHCIを担うサーバ仮想化/ストレージ仮想化ソフトウェアは、幅広いハードウェアで稼働する。だが、どんなハードウェアでもニーズにマッチするかどうかは疑問が残る。

 HCIは、さまざまなアプリケーションを含有できる柔軟性、拡張性に富んでおり、非常に重要な業務システムを搭載することになるケースも多いはずだ。そのため、その規模や求められる堅牢(けんろう)性、運用性を無視して製品を選ぶことは避けたい。

 本稿では、特にビジネスの要としてHCIを検討している企業のために、製品の選定ポイントを紹介しよう。

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