EDRは運用実現性が命、DeNAなど先進企業に学ぶセキュリティ運用のコツ検証して分かった、選定のポイントとは

サイバー攻撃が巧妙化する昨今、境界防御を強化したとしても100%守りきれるという保証はない。どうしても生じてしまう擦り抜けにどのように対応すべきか、先進企業にその秘訣(ひけつ)を聞いた。

2019年03月07日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ファイアウォールもエンドポイントセキュリティ製品も導入した。しかし、サイバー攻撃を100%止められるわけではなく、どうしてもセキュリティの壁を突破される「擦り抜け」は発生する。そうした中、システム内部に入り込んでしまった脅威を、EDR(Endpoint Detection and Response)などのツールを活用して見つけ出し、対処する手法が広がりつつある。しかし、これまでの対策からさらに一段ステップアップした、そんな新しい取り組みに着手した企業が直面する課題が「運用」だ。

 こうした新しい課題に向き合う企業は、何を考え、どのように実行しているのか。EDRを導入したディー・エヌ・エー(DeNA)や、最新動向を知るセキュリティのプロフェッショナルに、セキュリティ対策のヒントを聞く。

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