初期HCIの「いまいちなイメージ」を塗り替える、今のHCIはどこが違う?HCI初心者にも優しいサービスが充実

ハイパーコンバージドインフラ(HCI)は多数のベンダーが製品を提供し、日々進化している製品だ。昨今のHCIの活用事例や機能の最新状況を知れば、旧来のHCI製品の選択肢が変わるかもしれない。

2019年03月22日 10時00分 公開
[ITmedia]

 機能の進化と普及が急速なITの世界では、アーリーアダプター(初期採用者)が採用した製品や用途も市場に普及するにつれて評価が変化する。特に新しいカテゴリーの製品・サービスは進化と成長が極めて速いために、昨日の実績、評価も今日は異なるということがある。

 ハイパーコンバージドインフラ(HCI)を例に挙げて考えてみよう。HCIが市場に登場したばかりのころには「仮想デスクトップ基盤(VDI)専用の製品」「基幹アプリケーション向けの3階層システムの代わりにはならない」「内蔵HDDはSANストレージに及ばない」といった「うわさ」があったものの、ここ2年ほどで状況は大きく変わった。例えば鉄道や金融、メディアなどの業界でも、HCIが基幹業務に使われるようになった。HCIを取り巻く環境の変化に合わせた導入作業の立ち上げが必要となっている。本稿では、こうしたHCI市場の最新状況にスポットを当て、ベストな製品選びのヒントを探る。


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