ワークフローの効率化は、営業、人事、総務、経理、情報システムなど、企業のさまざまな部門で必要とされる。形だけの効率化ではなく、部門間の連携までを見据えた真の効率化を実現するにはどうすればいいのだろうか。
働き方改革やデジタルトランスフォーメーション(DX)といった言葉が注目を集める中、「業務の電子化」「プロセスの自動化」により作業の効率化を図ろうと検討中の企業は少なくない。その際、有力な選択肢になるのがワークフローシステムの導入だ。しかしワークフローシステムを導入しても、期待通りに効率を向上させられないケースは珍しくない。
その原因の一つは、「全体最適」ではなく「部分最適」の取り組みとしてワークフローシステムの導入を位置付けてしまっていることだ。部分的に特定の業務プロセスだけを電子化、自動化しても、他の業務プロセスとの連携が手作業であれば、結局は部分最適のメリットが相殺されてしまう。こうなると、ある部門は効率化できたのに、別の部門に負担がしわ寄せされるといった不公平な状況が起きかねない。
このような落とし穴に陥らず、全従業員が楽になる状態を目指して効果的にワークフローを導入するにはどうすればいいのだろうか。
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