せっかく実施した人材アセスメント、徹底的に活用するには次世代マネジャーの発掘と育成

どんな企業においても優秀な人材の確保は喫緊の課題だ。そのために従業員のスキルや行動特性を可視化するアセスメントを実施するところもある。課題は、せっかく取得したデータを人材育成プランに落とし込めないことだろう。

2019年03月14日 10時00分 公開
[Techtargetジャパン]

 採用市場が混戦状態の今、企業にとって人材育成は重要なミッションだ。特に次期マネジャーやリーダー候補を見定め、事業戦略にかなう人材となるように育てることは、企業の持続的な成長に直結するため失敗できない。だが、候補者の選出が主観的に行われ、育成も担当部署のやり方に依存せざるを得ないことが大きな課題だと捉える企業も多い。

 育成対象者をリストアップするために、従業員が持つスキルやナレッジ、適正などを測るアセスメントツールを利用する企業もある。しかし収集したデータから育成プランを作り、施策の効果を検証するにはハードルが高く、せっかくのアセスメントも「実施して終わり」となりかねない。

 社内に偏在する人材データや人事データを集約し、機械学習などを活用した分析を加えることで、人材育成計画を確かなものとする方法がある。自社が求める「戦力となる人材」を育てるためのポイントを詳しく見ていこう。


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