HCIやSDN、クラウド型サンドボックスなどを組み合わせ、サイバー攻撃対策の強化と運用性の向上を実現した佐賀大学。そんな同大学が選んだHCIは、どのような特長を持っているのか。その他4組織の事例とあわせ、次世代HCIの実力を探る。
ハイパーコンバージドインフラ(HCI)による仮想化基盤が注目される中、SDN時代の先進的なシステム基盤に最適なアプライアンス製品が登場した。VMware純正のクラウド基盤ソフトウェアを活用し、サーバやストレージ、ネットワーク、管理ソフトウェアを集約していることに加え、最適化された統合管理ツールを備えており、SDNやSDDCの導入と運用にまつわる負荷を削減することから、多くの組織で活用が進んでいる。
例えば、学内ネットの改善が急務だった佐賀大学では、HCI/SDN/クラウド型サンドボックス/パブリッククラウド連携などを組み合わせることで、サイバー攻撃対策の強化と運用性の向上を実現した。また、拠点側にインフラ管理者が不在だったある製造業では、ファイルサーバやNASを使わず、HCIを中心としたシンプルなシステムで災害対策を強化している。
本資料では、この他にVDIやIaaS基盤への活用を含む、同HCIアプライアンスの5つの事例を基に、その実力を探っていく。自社のセットアップスキルや運用体制といった課題に合わせたソリューション選びのコツも紹介しているので、参考にしてほしい。
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