アプリをモダン化する7手法:目的にあわせたクラウド移行のコツ7つの手法、8つのポイント

レガシーシステムをモダン化する場合、どのような手法を選択するかでその後の道は大きく分かれる。アプリケーションとデータアクセスのモダナイゼーションに必要な考え方や手法を紹介する。

2019年03月28日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 クラウドを活用してアプリケーションのモダナイゼーション(近代化)を推進するためには「リフト」と「シフト」という2つの手法がある。リフトはアプリケーションの修正を最小限に抑え、ワークロードをクラウドに移行して運用する手法だ。シフトは基盤だけでなくアプリケーションを含むシステム全体をクラウドに最適化し、再構築する手法だ。

 いずれの手法を使うとしても最低限守るべき「お作法」がある。そして、お作法を守るためにはアプリケーションモダナイゼーションの目的をしっかり理解しておく必要がある。

 ガートナーは、アプリケーションモダナイゼーションを実現するための「7つの手法」(7 Options to Modernize Legacy Systems)を公開している。7つの手法とは「Encapsulate」「Rehost」「Replatform」「Refactor」「Rearchitect」「Rebuild」「Replace」である。本稿ではこの7つの手法について解説した上でアプリケーションのモダナイゼーションについて知っておきたい情報をお伝えする。


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