vSphereの最新バージョンでは、新機能に加え、各コンポーネントの機能強化、運用性向上などが図られている。全面ソフトウェア化へのスムーズな移行、コスト削減など、次世代インフラを見据えた新たな要素について確認する。
「vSphere 6.5」は、インフラやアプリケーションのパフォーマンス、運用性を最大化できる仮想化基盤として定評を得ている。その設計は、シンプルなユーザー環境、包括的なセキュリティ、ユニバーサルプラットフォームを主眼としており、自動化と管理、新旧アプリケーションの併用とスムーズな移行、プラットフォームに依存しないセキュアな運用を実現するという。
特に、コアコンポーネントである「vCenter Server Appliance」では、アプライアンス管理機能が強化され、GUIの採用により運用面での利便性が大幅に向上した。また、RESTベースのAPIが機能強化されている点も見逃せない。これにより、API経由での仮想マシンの操作と管理も可能になっている。
本コンテンツは、vSphere 6.5の新機能、機能強化ポイントがまとめられた技術文書である。常に最新動向へのキャッチアップを求められるIT部門にとって、本コンテンツの内容は次世代インフラの動向を見極めるための指標になることだろう。
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