「Red Hat OpenShift 4」が提供する「企業IT、運用レス化」の衝撃クラウドネイティブを支える運用の自動化技術

われわれはいつまでITインフラの運用に人員を割くのか。Red HatはRed Hat OpenShiftを軸に本気で日本のIT市場に運用プロセス自動化を普及させるつもりだ。Red Hat Summitを終えた今、最新技術動向を取材した。

2019年05月28日 10時00分 公開
[ITmedia]

 企業ITにおける運用プロセスの自動化は可能だろうか。今、コンテナオーケストレーション技術「Kubernetes」が注目を集める。オープンソースで開発されるクラウドネイティブな環境は、スタートアップをはじめ、多くのデジタルネイティブな企業が活用する「事業推進の武器」といえる。だが一方で、品質や信頼性を求められる企業がKubernetesを使いこなすには難しい部分も多い。技術革新の速度に対応しながらセキュリティと品質を維持し、かつ既存環境にも目を配る必要があるからだ。

 こうした市場の需要に応えるべく、Red HatがエンタープライズITのクラウドネイティブ化支援を本格化させつつある。同社が提供するクラウドネイティブアプリケーション基盤の最新版「Red Hat OpenShift 4」は、オンプレミスかパブリッククラウドかを問わず、エンタープライズ品質のフルマネージド基盤を提供する。注目の技術が多数盛り込まれるが、その核心はCoreOS資産の継承にある。本稿で詳細を解説する。

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