Windows 7のサポート終了を受け、Windows 10への移行が急速に進んでいる。移行に際し、特に多数のPCを抱える組織では、新たな更新プログラムの運用管理に配慮する必要がある。その最適化に欠かせないWSUS構築の手順を解説する。
今、多くの企業で移行が進んでいるWindows 10では、更新プログラムのルールが刷新され、毎月1回以上提供される品質更新プログラム、半年に1回提供される機能更新プログラムの2種類から構成されるようになった。この結果、大きく影響を受けるのがネットワークだ。
例えば、月曜の朝などに従業員が一斉にPCを起動し、インターネット経由で更新プログラムを走らせた場合、そのネットワーク負荷によって業務が著しく停滞しかねない。かといって、従業員が個別に更新プログラムを適用すると、端末の更新状況を把握できないという悩みも生まれる。このため、Windows Server 2019の標準機能であるWSUS(Windows Server Update Services)を活用し、更新の管理・効率化を図りたい。
そこで本資料では、WSUSの構築手順からWindows 10端末の設定方法までを、タワー型サーバの定番製品を例に、操作画面を交えて解説する。WSUSの設定手順やWindows 10移行に適したサーバを知りたいと考える担当者はぜひ参考としてもらいたい。
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