検証者に聞く、Arcserve UDP 7.0の仮想環境対応はどこまで実用的か今まで通りの運用で大規模集約も対応可能と証明

Arcserve UDPは小中規模環境にしか向かないのか。富士通ではこの疑問を解消すべく、大規模環境でも使いものになるかどうか、仮想環境で性能を評価した。検証結果の数値も紹介する。

2019年09月04日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 企業情報システムでは、いまや仮想化基盤やクラウドが有力な選択肢になっている。長年、バックアップ・リストアソフトウェア「Arcserve」シリーズを扱ってきた富士通は、顧客企業からの「仮想環境でどこまで実力を出せるのか」という問いに応え、実証実験に乗り出した。

 大規模環境では、バックアップの処理時間が大きなポイントになる。仮想環境においては、処理時間を短縮するため、仮想マシンの並列バックアップがよく用いられる。この条件で、「Arcserve Unified Data Protection」(Arcserve UDP)がどれほどの実力を備えているのか、50台の仮想マシンの並列処理が可能か見極めるものであった。途中、実証実験は大きな壁に直面したが、劇的な展開もあり50台の仮想マシン同時並列バックアップを成功させただけでなく、想定をはるかに超えるスループットをたたき出した。検証結果の数値とともに紹介する。


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