2018年に開設した「JALイノベーションラボ」は、旅行をVR技術で疑似体験できるシステムや、熟練案内スタッフの遠隔操作ロボットなど、さまざまなアイデアを形にしてきた。日本航空の取り組みから、イノベーション推進のヒントを探る。
ヘッドマウントディスプレイや歩行器などを使った旅行型体験VRシステム「JAL xR Traveler」。現地ツアーなどの旅の体験を購入できる「体験自販機」。熟練案内スタッフの在宅ワークを可能にする遠隔操作のアバターロボット「JET」。これらは全て、2017年から動き出した日本航空(JAL)のデジタルイノベーション部門が生み出したものだ。
彼らのイノベーションを支えているのが、イノベーションラボという拠点だ。本社から徒歩で5分の距離に、技術やアイデアをテストできる環境が用意されており、複雑な制限が課される飛行機内や空港などでテストする前に検証できる。また、社内外の人間が参加する形にすることで、技術やアイデアが自然と集まり、化学変化につながる環境を醸成しているという。
本コンテンツでは、「地に足の着いたイノベーション」を創出するために同部門が取り組む「3つのアプローチ」を解説している。いずれもイノベーションを模索する企業にとって貴重なヒントとなるはずだ。
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