SaaSのアカウント管理は現場に「お任せ」情シスの負荷ゼロ運用とはクラウド活用の課題「ID管理」運用を楽にする方法は

業務で利用するクラウドサービスが増えれば、情報システム部門が管理するアカウント数も増加。異動や組織改編のたびに設定変更やアカウント発行の負荷がかかる状況を打開するには? 小規模でも採用しやすいシンプルな方法を考える。

2019年11月07日 10時00分 公開
[ITmedia]

 企業のクラウド活用が進む。特に情報システム担当者が不足しがちな中堅・中小規模の企業にとって、インフラ運用管理の負担が小さくて済むSaaS(Software as a Service)は業務負荷を削減する上でも重要だ。最近は働き方改革の一環で「Microsoft Office 365」や「Box」などを利用するケースも珍しくなくなった。

 だが、SaaS利用の促進は新しい課題を生む。サービスごとに発行される複数のアカウントを安全に管理し、適切に運用しなければならない。利用者任せにしていてはパスワードの使い回しなどの新しいセキュリティリスクが生じることも懸念される。

 そこでSaaSのアカウント管理やアクセス管理を支援するソリューションが必要になる。さらに各種サービスのシングルサインオン(SSO)を実現すれば、セキュリティの強化にもつながる。本稿でSaaSのアカウント管理に関する課題を解決する方法を紹介しよう。


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