IoT機器やセンサーの情報を収集、分析し、次の戦略に生かす「データ主導」の動きが広がっている。これに対応するため、認証とサイバーセキュリティ対策を両立させる仕組みが必要となる。柔軟性と拡張性を併せ持つ仕組みはあるのか?
デジタルトランスフォーメーション(DX)という言葉が象徴する通り、企業の間でテクノロジーを駆使して新たなビジネスにチャレンジする動きが広がっている。
これまでローカル環境に閉じていたIoT(モノのインターネット)機器やセンサーのデータを、ネットワークを介してクラウド環境に集約し、分析し、そこから得た知見を生産性向上や新規開発などに生かす、データ主導の動きも広がってきた。
データを利活用してサービスを提供するには、認証やサイバーセキュリティ対策が必要だ。ログなどのデータを分析、可視化することが欠かせない時代になっていると言えるだろう。
こうした取り組みを両立させるには、従来とは桁違いの量のデータを保存し、管理していかなければならない。となれば、データとその処理量の増加に対応できる柔軟性、拡張性を備えた新しいインフラが必要だ。具体的にどういった選択肢があるのか。次ページで解説する。
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