オンプレミスとクラウドの境目を意識させないモダナイゼーションDX実現を支えるITインフラのポイント

注目のインフラソリューションとして、さまざまなベンダーがHCI(ハイパーコンバージドインフラ)を提供している。ITインフラのモダナイゼーションの基盤となるHCIを選ぶために、検討すべきポイントを紹介しよう。

2019年12月11日 10時00分 公開
[ITmedia]

 企業の競争力強化や新たなビジネス創出などを目的としたデジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性が叫ばれる中、本来それを支えるべきITインフラが逆に阻害要因となっているという問題がある。経済産業省が2018年9月に発表した資料「DXレポート 〜ITシステム『2025年の崖』克服とDXの本格的な展開〜」によれば、日本企業の約80%が老朽化、複雑化、ブラックボックス化したレガシーシステムを抱えているという。DXを実現するには、まず既存のITインフラのモダナイゼーション(近代化)が急務だ。

 クラウドはそうした課題の有力な解決策になり得るが、クラウドのみであらゆる業務の要件は満たせない。多様な要件に応えるためには、オンプレミスのITインフラも不可欠だ。クラウドかオンプレミスかの二者択一ではなく、両方のITインフラを適材適所で柔軟に利用できる環境が必要となる。

 このハイブリッド環境を実現するオンプレミス側の選択肢となるのがHCI(ハイパーコンバージドインフラ)だ。クラウドとの連携を視野に入れてHCIを導入するにはどうすればいいのか。製品選定のポイントを踏まえて具体的に見てみよう。


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