最前線エンジニアが語る、検証結果から見るデータ保護の強力タッグはこれだ増大し続けるデータをどう管理する?

企業のデータは増大し続け、従来のバックアップ手法は限界を迎えつつある。大量のデータを確実に復旧できるリストアは必須だ。時代に合ったバックアップを検討する。

2019年11月29日 10時00分 公開
[ITmedia]

 デジタルトランスフォーメーション(DX)時代に本格的に突入しようとする今、企業が保有するデータ量は増大する一方だ。さらに人工知能(AI)技術の発展によってデータの活用の幅が格段に広がる中、「大量のデータを常にアクセス可能にしておく」という要件が新たに生まれている。一方でランサムウェアの被害拡大に見られるように、データの破壊や喪失は「めったに起こらない重大トラブル」ではなく、身近な脅威となりつつある。

 企業のビジネスの主戦場がデジタル化された現在、万一のシステム停止は致命的。一刻も早く復旧しないと企業自体の存続にも関わりかねない。しかし大量のデータのリストア(復旧)にはそれなりの時間を要する。

 バックアップを「『めったに起こらない重大トラブル』に備えた保険のようなもの」と捉えていた時代には、リストアにまで気が回らなかった例もあったようだ。だが、リストアを含めた「システム復旧までの所要時間」をいかに短縮するかがより重要になっている。本稿ではこうした時代の変化に合わせたバックアップシステムを「速さ」と「確実なリカバリー」の2つを軸に、実際に検証した。検証結果の数値を踏まえ、新世代のバックアップシステムを検討しよう。


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