「VMware vSAN」といえば大規模システム用というイメージが強いが、近年では小規模システムに導入して成果を上げている企業もある。その鍵となる「2ノードvSAN」の特長とメリットについて、導入事例を基に紹介する。
AIによる機械翻訳サービスをコア事業とするロゼッタ。同社では、企業の成長に伴い、社内サーバがデータセンターやレンタルサーバなど3箇所5台に分散していたことが原因で、老朽化によるトラブルやパフォーマンスの低下を招いていた他、複数の窓口との事務処理に手間がかかるといった課題を抱えていた。
そこで同社は、それらのサーバを仮想化基盤に集約することを決意する。その際に選択したのが、シンプルな構成でハイパーコンバージドインフラ(HCI)環境を低コストで構築できる「2ノードvSAN」だ。これにより、分散されていたサーバを1箇所3台に集約し、BCPも考慮した耐障害性や可用性の高い環境を構築できた。
またパフォーマンスやスループットが格段に向上したのに加え、運用負荷の軽減、窓口の一本化など、他にもさまざまな効果が得られているという。本資料では、大規模システム用のイメージが強いVMware vSANを、小規模なシステムで有効に活用し成果を上げている同社の事例を詳しく紹介する。
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