企業の関心が急速に高まるテレワークだが、実現するとなればセキュリティ対策やデバイス管理、コミュニケーションツールの導入など、検討しなければならない項目の多さに驚くだろう。シンプルに実践する方法はないのだろうか。
「テレワーク」は、いつでもどこでもオフィスと同じように働ける環境を提供することで、企業の働き方改革を推進する有力な手法となっている。従業員は療養、子育て、介護といった個人や家族の事情があっても十分に働けるし、組織にとっても貴重な人材と労働力を失う可能性を低減できる。地震や大雪といった自然災害やパンデミック、大規模なイベントなどによる通勤障害が発生しても業務を止めずに済む。つまりBCP(事業継続計画)の視点でもメリットは大きいと言える。
しかしテレワークを実践しようとすると、セキュリティ対策や勤怠管理などの課題に直面することになる。従来のフェースツーフェースのコミュニケーションが不足することで、業務に支障を来す例もある。どこでも仕事ができるようにするにはモバイルデバイスが必須であるため、持ち運びしにくいノートPCを採用するとテレワーカーは不満を抱く可能性もある。
こうした種々の課題を解決するには、さまざまな製品や対策を組み合わせる必要がある。特にテレワークを必要としている中堅・中小企業は、迅速なテレワーク環境の整備が求められるためパッケージ型のソリューションが必要となる。
小さな負荷で理想的なテレワーク環境を実現できる方法を本稿で紹介しよう。
提供:CTCエスピー株式会社、横河レンタ・リース株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部