クラウドへの「移行方法」「セキュリティ対策」はどうすべきかクラウド移行を成功に導くために

重要なシステムをクラウドに移行することは、もはや珍しくなくなった。しかしクラウド移行の方針を決めても、移行方法やセキュリティ対策に悩む企業は少なくない。まずどこから手を付ければよいのか。

2020年04月02日 10時00分 公開
[ITmedia]

 数年前の時点では、新規システムやWebサービスならばともかく、企業の基幹システムをパブリッククラウドに移行することに伴う「漠然とした不安」が拭えなかった。だが金融や流通大手の間でパブリッククラウドの採用が広がりつつあり、政府もAmazon Web Services(AWS)を採用することが報じられたことで、風向きは変わっている。この数年で、クラウドに対する不安は払拭(ふっしょく)された――そう実感している人も少なくない。基幹システムや重要なシステムをクラウドに移行することを真剣に検討した方がよいと考える企業も増えているのではないだろうか。

 企業の課題は、クラウド移行の方針を決めた後に、それをどのように進めるかという点に移りつつある。例えばAWSに移行する場合、何から手を付ければいいのか、今稼働中のシステムをどうすればAWSにスムーズに移行できるのか、と思い悩む企業は少なくないはずだ。そのヒントはどこにあるのだろうか。

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