PoCで停滞してしまうのはなぜ? DX最新動向調査から見えた課題と対策デル・テクノロジーズ株式会社提供ホワイトペーパー

従業員1000人以上の企業を対象にしたDX調査によると、44%の企業がPoCの段階にある一方、64%がそのまま停滞に陥る「PoC貧乏」の状態にあるという。これを回避し、DXを進捗させている企業はどんな施策を行っているのか、具体的に解説する。

2020年04月17日 10時00分 公開
[ITmedia]

 従業員1000人以上の企業を対象にした、デジタルトランスフォーメーション(DX)に関する動向調査によると、44.1%の企業が既にPoCを実施しており、DXの“夜明け前”とも呼べる状況になりつつある。しかし、具体的な効果を上げているという回答は13%にとどまり、それどころか人材や予算の確保がうまくいかず、PoCフェーズで停滞してしまう「PoC貧乏」に陥っているケースも少なくないという。

 一方、DXの取り組みが成功している企業の8割超が、オンプレミスとクラウドのハイブリッド主体で運用しており、新システムの導入やサーバ入れ替えのタイミングで、十分な試行錯誤の末にプラットフォームを決定していることが分かった。さらに、DXの進捗はCDO(最高デジタル責任者)を設置しているかどうかに左右されることも判明しており、特にデータ活用において大きな差が生まれているという。

 この他にも、企業文化や人事戦略、リモートワークの環境整備などの要素も、DXの取り組みには影響を与える。本資料では、DXの動向調査結果から見えてきた12のトピックスについて詳しく解説しているので、自社の進捗状況を知るために、ぜひ活用してもらいたい。

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