NTTデータがクラウドサービスにオープンテクノロジーを採用、その真意はロックインなしでイノベーションを継続するクラウドサービスとは

NTTデータが提供しているクラウドサービス(OpenCanvas)を拡充し、アジリティーと堅牢(けんろう)性を両立させるという。どんな技術を採用したのだろうか。

2020年04月24日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 NTTデータが提供しているクラウドサービス「OpenCanvas」に「Red Hat OpenShift 4」をはじめとするオープンテクノロジーを全面採用する。金融機関や公共機関、一般企業などのミッションクリティカルシステムを、コンテナ化、マイクロサービス化が可能なモダンなアーキテクチャとしてリビルドするプラットフォームに昇格させる壮大なプロジェクトだ。

 2018年6月に政府が発表した「クラウド・バイ・デフォルト原則」や2020年5月から本格適用される改正銀行法などを背景に、公共機関や金融機関は基盤システムのモダナイズが求められている。日本の公共機関や金融機関のシステム基盤を支えるNTTデータはオープンテクノロジーを採用して、機動力が高く競争力のあるクラウドサービスの提供を本格化させた。同社エグゼクティブITアーキテクトにアーキテクチャ選定の背景を取材した。


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