無線LANで最大の課題「トラブルにどう対処したらいいか分からない」をどうする「切れる」「遅い」「不安定」に自動対処

無線LANを利用している組織が抱える最大の悩みは通信トラブルだ。だが途方に暮れることはない。ユーザー企業でも管理ツールを活用することで自ら迅速に対処できる。

2020年05月13日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 「つながらない」「切れる」「遅い」「不安定」。組織において無線LANを利用する上での最大の悩みは「通信トラブル」だろう。無線LANの通信トラブルのほとんどは前触れなしに突然発生する。

 無線LANの通信トラブルを引き起こす原因の一つに電波干渉がある。オフィス内の機器の他、公衆無線LANサービスや近隣の個人宅、他社オフィスの無線LANなどの影響を受ける。こうした干渉は常時一定しているわけではなく、刻々と移り変わる。

 社内の無線LANを流れるトラフィックは場所、曜日、時間帯などによって大きく変動する。電波干渉と特定の無線LANアクセスポイントへのトラフィックのピークが重なると、普段は気付きにくかった通信品質の一時的な低下が障害として認識されることもある。

 このように人が予測しにくいため事前の対策は困難で、障害発生時に原因を究明して解決しようにも、再現できないケースが多い。

 では、どうしたらいいのか。考えるべきことは、「どれだけトラブルの数を減らせるか」「トラブル時にどれだけ迅速に対応できるか」だ。


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