企業IT基盤の中でコンテナはどう生かされるか、Red Hatの提案OpenShift 4.5リリース情報も

近年Red Hatが掲げる「オープンハイブリッドクラウド」。オンラインで開催された年次イベントではオープンハイブリッドクラウドの本質を生かした先進事例が多数発表され、話題を呼んだ。本稿ではその本質に迫る。

2020年06月19日 10時00分 公開
[PR/TechTargetジャパン]

 既存の情報資産を生かしながら新しい挑戦に素早く取り組むことを考えたとき、真っ先に検討したいのがコンテナ技術を生かしたアジリティの高いIT基盤運用だ。

 ITインフラへのコンテナ技術の適用は、レガシー資産のクラウドへの移植やマイクロサービス化に有効なだけでなく、IT基盤運用の自律化、自動化といった特徴を生かし、顧客サービスの継続的な改善を可能にする新しいサービス開発にも活用できる。

 企業向けのコンテナ基盤において国内外で多数実績を持つRed Hatは2020年4月、年次イベント「Red Hat Summit 2020」のオンライン版として「Red Hat Summit Virtual Experience」(以下、Red Hat Summit 2020)を開催、幾つかの重要な発表をした。同社初のオンライン開催となった同イベントには、世界中から8万人以上が参加した。このことからも同社の技術動向への注目度合いが分かる。本稿では、Red Hat Summit 2020の中でも注目のトピックスとその意義、国内での最新動向をまとめて確認していく。


提供:レッドハット株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部