人々の社会生活や働き方が一変する中で、データを活用したビジネスモデル変革の重要性が高まっている。一方で多様な課題が企業のデータ活用を阻んでいることも事実だ。こうした状況に「DataOps」で一石を投じるITベンダーに話を聞いた。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を受け、人々の社会生活や働き方は一変した。人々のニーズを捉え、ビジネスのデジタル化を加速させる、つまりデジタルトランスフォーメーション(DX)を実践する企業が出始めた。
フィットネスやヘルスケアを重視したIT関連商品を展開していた米国のスポーツメーカーは、顧客との接点をさらに一歩進め、在宅前提での健康維持も考慮することでロックダウン状況下でも売り上げを伸ばすことに成功した。
飲食店やホテルといった対面での接客や販売を前提にしたビジネスを展開してきた日本企業も、テークアウト商品の開発や地元の特産品の提供、マイクロツーリズムといった新たな価値を訴求。デジタル技術を活用して新規顧客の獲得につなげている。
採用面接のオンライン化や押印の廃止と印鑑の電子化など、社内業務の効率化に取り組む企業も現れている。
こうした状況を「デジタルとリアルの融合が加速している」と表現するのは、日本の著名ITベンダーだ。同社は、融合が加速する状況下で企業が持つデータの価値が増していると指摘し「DataOps」の重要性を訴える。DataOpsは日本企業のDXの取り組みやデータ活用にどう役立つのか。
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