現場の誰もが避けたがる「ドキュメント作成」を自動化するとっておきの方法「誰がやるのか」の議論はもう要らない

SIerの「本業」は顧客が求めるITシステムを設計、開発、運用することだ。しかしドキュメント作成などの関連業務に追われ、「本業」に時間や人手を割けないのが実情だ。自動化できていないこうした業務をどうこなせばいいのか。

2020年07月16日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 SIer(システムインテグレーター)が実施するさまざまな作業の中で、決して目立たないものの、意外と多くの手間を強いられているのが仕様書をはじめとする各種ドキュメントの作成だ。

 ドキュメントにはシステムの設計書やマニュアルなどさまざまな種類があるが、特に厄介なのは、顧客にサーバを納品する際に必要な「サーバ設定仕様書」だ。サーバの設定項目はさまざまで、一つ一つ確認して仕様書に落とし込む作業は手間が掛かる。それだけで数日間を要することさえある。人的ミスを誘発しやすいため「仕様書の正確性」を保証するための確認作業も必要になる。

 RPA(ロボティクスプロセスオートメーション)など、こうした手作業を効率化するツールは幾つかあるが、自動化するためのプログラムを作るにはそれなりの手間とコストがかかる。費用対効果を考えると「手でやった方が早い」と諦めてしまうケースは少なくない。

 こうした「自動化から取り残されてしまった作業」は、効率化を諦めてこのまま手作業を続けるしかないのだろうか?


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