ウィズコロナ時代に「Device as a Service」が求められるそのわけとは到来する働き方の大転換期に備えて

COVID-19の流行がそうであるように、今後どういう環境変化が訪れるか分からない。従業員がいつでもどこでもビジネスを継続できる業務基盤が必要だ。それを支えるものとしてDevice as a Serviceがある。

2020年07月16日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行で、事業継続における問題点が鮮明になった。

 緊急事態宣言が発令されて不要不急の外出自粛が強く叫ばれる中で、わざわざ「書類に押印するためだけに出社する」というはんこ文化もその一つだ。それと同じことがIT部門でも起こり得る。

 急きょテレワークに移行せざるを得ない中で、PCが故障してリプレースしなければならない状況になったとする。Windows PCであれば、新しいPCのローカルにユーザープロファイルを作成する必要がある。そのためには初回起動時に「Active Directory」などのユーザー認証基盤への接続が必要だ。ユーザー認証基盤がオンプレミスだと、わざわざユーザー認証のためだけに感染リスクを背負って出社しなければならない場合がある。

 COVID-19の流行を機に働き方が大きく変わろうとしている現在、このような旧態依然とした運用はミスマッチだ。そこで考えられるのが旧来型のデバイスマネジメントを一変する「Device as a Service」(DaaS)だ。COVID-19と共存する「ウィズコロナ」時代にこそ求められるべきものだという。本稿では現在のデバイスマネジメントの弱点を語るとともに、DaaSで得られる本質的なメリットを解説する。


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