人材もノウハウもない企業がAI活用の第一歩を踏み出す方法少ない予算でもチャレンジは可能

ビジネスの「攻め」と「守り」の両面で、規模や業種を問わず不可欠になりつつあるAI活用。さまざまな企業でAIへの取り組みや活用が進み始めている。しかし、人材もノウハウもない企業がAIを導入、活用することはできるのだろうか。

2020年08月17日 10時00分 公開
[ITmedia]

 AI(人工知能)活用が一般企業にも広がりを見せつつある。これまでは一部の先進企業における研究開発やPoC(概念検証)に限られるケースが目立っていた。だがここにきて、業種や規模を問わず、幅広い企業がさまざまな分野でAIの取り組みを加速させている。

 例えば、生産設備や製造装置における予防/予知保全だ。装置に振動センサーを取り付け、その信号をAIで分析し、ラインで発生する機械の故障を事前に予測する。その他、購買履歴を基に顧客分析などに役立てている小売業、道路や橋梁(きょうりょう)などの設備メンテナンスに活用している建設業、SNSデータ分析などマーケティング活動に利用しているサービス業、ゲノム解析に活用している医療機関など、AI活用は幅広い業種に及んでいる。

 先進企業だけでなく、さまざまな企業でAI活用が急速に進んでいることは確かだ。しかし、今現在、人材もノウハウもない企業がAIを導入、活用することは本当にできるのだろうか。AI活用のハードルが下がった理由と具体的な導入、活用方法をAIのプロフェッショナルに聞いた。

※本稿は、@ITからの転載記事です。


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