“ウィズコロナ”「ゼロトラスト」を実現するための2ステップ「快適・安全なテレワーク」の実現に向けて

対面コミュニケーションを前提としてきた企業は、新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに変化を迫られている。感染症との共存を前提に、企業はどのようなIT基盤、どのようなセキュリティを導入すべきだろうか。

2020年08月31日 10時00分 公開
[ITmedia]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行によって、これまで対面コミュニケーションを前提としてきた日本企業は変化を余儀なくされている。今後も企業活動を継続し生き残るためには、テレワークを中心とするIT基盤を見直して、テレワークに適した形に再構築することが不可欠だ。

 こうした社会とITの変化に伴って、セキュリティ対策の在り方も必然的に変わってくる。在宅勤務の全社的な拡大は、企業ネットワークの内側に脅威が入らないように食い止める「境界防御」のアプローチに限界があることを浮き彫りにした。その中で注目を浴びているのが、境界の内外どちらにいるかにかかわらず必要時に認証を実施する「ゼロトラスト」セキュリティだ。

 ネットワークにしても、セキュリティにしても、いきなり既存の仕組みを再構築するのは難しい。具体的に何をどのように進めればよいのか。以下で詳しく見ていこう。


提供:株式会社ラック
アイティメディア営業企画/制作:TechTargetジャパン編集部