PC運用にアカウント管理、「一人情シスではもう限界」のIT管理からの脱却法一人情シスでもここまでできる

ある企業では、PC運用やセキュリティ設定などの多くが従業員任せで、業務で利用するクラウドサービスのアカウントも個々で管理しているものもあった。組織統一の管理の仕組みが求められるも、一人情シスではとても手に負えない状況だった。

2020年09月08日 10時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 事業の成長とともに人員が増加すると、扱うクライアントPCの台数も増えて管理が煩雑になる。加えて、さまざまなクラウドサービスを組み合わせて業務を進めるスタイルが主流となりつつある現在、サービスのアカウント管理も必要だ。

 あるスタートアップは、事業が急成長しIPOが視野に入っていた。ビジネスが拡大して従業員も増えていく中で問題となっていたのが、業務端末の管理だ。IPOが視野に入ると、当然セキュリティやコンプライアンスの確保も表裏一体で考えなければならない。IT部門はいわゆる“一人情シス”の状態で、全ての管理が1人の管理者に委ねられていた。しかも、業務で利用する多くのクライアントPCが個人所有のもの。誰のPCにどのようなデータが保存されているかも分からない状態だった。

 この状況をどうにか変える手段はないものかと考えあぐねた結果、ある解決策を見つけた。


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